キャイ~ン天野ひろゆき  【尾崎ファンから財テク長者へ】星田 英利(ほっしゃん)

2020年05月27日

スリムクラブ内間政成  【M-1の日の自信ある一言】

 
いつもニコニコして、

ゆったりした間でつっこむのが、スリムクラブ内間である。


7年前のM-1で2位になり人気が出て、

35年ローン、9000万円の一軒家を買ったが、

これがとんでもない欠陥住宅。


断熱材が入ってなくて夏でも寒い。

なのに修繕は無理と言われた。



もともと運はないし自信もない。

ダメ人間だと苦しんできた。


母親が厳しくて、好きなことが全部禁止。


野球をやりたいと言うと「不良になるからダメ」。

テレビは視力が悪くなるから15歳まで禁止と、

母親はテレビのコードをハサミで切った。


自分の気持ちを言うと母親に怒られるので、

ずっと心を閉ざしていた。



漫才では相方・真栄田の足を引っ張ってる

と悩んで、解散を申し出た。


真栄田は「味があって、お前のままでいいんだよ。

自信を持て」と言い続け、やっと呪縛が解けた。


あのM-1の日、真栄田はガチガチに緊張。

内間は相方に、

「僕ポンコツじゃないですか。

ネタも覚えきれない。

そんな僕が日本の漫才師9組にまで選ばれました。

全部あなたのおかげです。

感謝します。

見た所、あなた今日調子悪いでしょ。

僕絶好調です。

だから俺を見ててください。

俺はあなたが言ったことで、絶対に笑います。

何も心配しないで。

じゃ、楽しい漫才をやりましょう」

と言うや、ステージ裏でつまずいてこけた。


真栄田はその時感動と笑いに包まれ、自分に戻れた。
   (2017年10月 執筆)

 

 



imayan0714 at 19:13│Comments(0)芸人コラム 

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